【永久保存版】BMW X3の故障が話題に?
2018/07/07
BMW X3の中古を買うにしても外車の故障は心配に絶えません。筆者は116iに乗っていますが、未だにエラー表示がでてエンストを起こします。その理由はコチラ
制御の電子化が進むとシステムエラーでのエンストも起こりうるので、あらかじめどういう故障があるか知っているだけでも対策をたてられます。
X3の故障に限らず、Xシリーズ全体に言えることなので、BMW Xドライバーの皆様は要チェックです。
記事目次
BMW X3の故障が話題に?
ネット上に掲載されているBMW X3の故障についてまとめました。そのまま掲載しているので、あくまでも参考程度にお願いします。
また、筆者が8年乗ったBMWでも発生したエラー、トラブルも合わせて紹介してきます。
BMW X3の故障1:オイル漏れ
X3の場合はオイル漏れを起こすことが多い場所とエキゾーストマニホールドの位置関係から白煙を発生することもあり、見た目的には大惨事なっているように思えますが、単なるオイル漏れですので落ち着いて対処しましょう。
X3でよく漏れる部分はタペットカバーの脇につけられているバルブトロニックモーターのシール部です。ここからオイルが漏れるとすぐ下にありエキゾーストマニホールドに垂れてしまうことがあり、エキゾーストマニホールドの熱によって白煙やオイルの燃える匂いを発生させることが多いようです。
修理はこの部分のオイルシールを交換することになります。
BMWのディーラーはオイル漏れが多いことを理解しているようでこういったオイルシールやパッキン、ガスケットなどは随時在庫を持っているのですぐに対処してくれるでしょう。工賃込みで10000円といったところでしょうか。
BMW X3の故障:冷却水漏れからオーバーヒート
BMW X3でよくあるもう一つのトラブル、それは冷却水漏れです。←筆者もこれでオーバーヒートやられました。
【BMW116i】1シリーズトラブル。オーバヒートの対処法に疑問。故障カウントダウン?
冷却水が漏れるところはラジエーター、X3のラジエーターはコアはアルミ製なのですがサイドタンクやラジエターホースをつなげる部分は樹脂製で、経年劣化や素材の違いによる熱膨張の差によってこの樹脂製のサイドのタンクがぱっかり割れてしまうことがあります。
割れてしまうと冷却水はだだ漏れ状態になりますので、そのまま走ってしまえばオーバーヒートを引き起こすことになります。
オーバーヒートになると、エラー表示される
タイヤのパンクのエラー表示はだいぶ時間差があって危ないので毎回目視してください。オーバーヒートに関しては、エラー表示がでます。
オーバーヒートの工賃・費用は?
X3ではサーモスタットも不具合を起こすことが多くなっているので、ディーラーに預けたついでにサーモスタット交換もした方がいいでしょう。
費用はラジエーターが純正品で50000円ぐらい、社外品で30000円ぐらい、サーモスタットが12000円ぐらいと冷却水が3500円、そして工賃を含めると60000円から80000円ぐらいの費用となります。
オーバーヒートになったら
BMWのコールセンターに電話して対応を確認したら、とりあえず水を入れて対応。そしてディーラーへ車を持って行ってください。とのこと。
冷却水漏れが弱点
X3に搭載されているN52B25A型エンジンではよく冷却水漏れを起こします。いわゆる定番トラブルといったもので多くの方が経験していることです。
冷却水漏れが発生しやすいのはシリンダーブロックとシリンダーヘッドの間にあるガスケット部分からで、ガスケットが部分的に抜け落ちてしまうことが多くそこから表に漏れてしまったり、エンジンオイルの経路に入ってしまったりするようです。
エンジンオイルに冷却水が混ざってしまっては大変です、ひどい状態になるとそれだけでエンジンを乗せ換えなければならず100万円近くの修理費用が掛かってしまいます。
できるだけ早く発見すればガスケットの入れ替えだけで済ますので、点検は欠かせないでしょう。
ガスケットの交換は部品代としてかかる費用は10000円もしないのですが、工賃がかなり高くなりトータルで30万円ぐらいとなってしまいます。
ショックアブソーバーからオイル漏れ
構造はセダンモデルなのでサスペンションには負担。
X3はクロスオーバーSUVとして作られていますが、それはあくまでも販売戦略上そういった形で売られているだけで実際には3シリーズなどのセダンモデルと構造的にはほとんど変わりません。
足回りに関しても同じでショックアブソーバーなどもX3だからといって特別なものが与えられているわけではなく、オンロード用のいたって普通のものが付けられています。
そういった車でいくらクロスオーバーSUVだといってもオフロードをガンガン走ってしまうとサスペンションの大きな負担がかかってしまいます。
その結果がショックアブソーバーのオイル漏れ、これを引き起こす車のほとんどがX3でオフロード走行をしたものでショックアブソーバーにはたくさんの砂や泥などがついていることが多いようです。
その砂や泥などがショックアブソーバーのシャフトから入り込んでしまい、それが砂噛みをおこし、オイルシールを劣化させ、そこからショックアブソーバーのオイルが流れて出てきてしまうのです。
ここまで来たら交換しかありません。
ただ、純正品が一本70000円から90000円もしますのでもしかしたら社外品に変えた方がいいのかもしれません。
ATの不調
BMWの車相変わらずトランスミッションが弱いようで、このX3に至ってもいろいろなトラブルが出ているようです。
ATFの漏れから始まって、変速ショック、変速不能、トルクコンバーターの滑り、ロックアップクラッチの損傷などオートマチックトランスミッションのすべてのトラブルが出ているといっても過言ではありません。
こういったトラブルが出た場合、ディーラーでは間違いなくオートマチックトランスミッションの乗せ換えで解決しようとします。
高額修理:エアコンのトラブル
X3ではエアコンのトラブルも結構出ています。ドイツの設計では日本の高温多湿の環境に適応できないのか、最初はよく効くが短期間でだんだん効きが悪くなっていくという傾向を持ちます。
よくあるのがエボパレーターからのエアコンガスの漏れで、エボパレーターと配管のつなぎ目から漏れたり、エボパレーター自体から漏れたりすることが多くなっているようです。
修理としてはエボパレーターの交換をすることになりますが、部品代がかなり高いということにインパネなまわりをすべて取り外さないと作業ができないということからとんでもない金額の工賃が上乗せされてしまいます。
工賃含めての修理費用はざっと見ても25万円ぐらい、エボパレーター1つ交換するのにこれだけ掛かってしまうのはやはりBMWの車だからでしょう。
エボパレーターはリビルト品や中古品なども出回っていますが、費用のほとんどが工賃であるためそれを使ったとしても思ったほど修理費用を安くすることはできないでしょう。
音でわかる!?エアコン圧縮機
エアコンガスを圧縮する「コンプレッサー」。
BMWX3のエアコンのコンプレッサーは年式的に故障が避けられない高額な部品と言えます。
ガラガラと異音が発生したり焼付いたりと不具合が出やすく、修理するとなると20万円コース覚悟の
高額修理となってしまいます!
どうして高額修理になるかというとコンプレッサーだけの交換だけでは非常に高い確率ですぐに不具合が再発してしまい、エキスパンションバルブやリキッドタンクといった関連パーツの交換や工賃で
どうしても修理代がかさんでしまいがちです!
坂道でキックバック
坂道を登っている時にいきなり軽くキックダウンする事です。
オルタネーター
バッテリーに電気を供給する発電機のオルタネーター。
発電による発熱を繰り返す部品なので経年劣化による不具合・トラブルが避けられない高額部品・・・
バッテリーがあがってしまいウンともスンとも言わなくなって立ち往生に見舞われるリスクある
オルタネーターが故障して部品交換するとなると安価な社外品で交換しても10万コースは覚悟の修理代が降りかかってきてしまいます!
ウィンドウとドアミラーのスイッチの故障?
突然、運転席側ドアに付いているマスタースイッチでウィンドウとドアミラーの操作ができなくなってしまいました。
また、困ったことに、ドアミラーが不規則な間隔で、勝手に開閉してしまい、危なくて運転もできない状況です。
サンルーフから水が浸水?
防水シートの貼り付けが下手だったり、劣化によってX3車内に雨の日などに車内に水が浸水してきた問題。中古車を買うときにはこういうところに気をつけたいですね。
超危険?ステアリング走行中ロックする故障
まだ購入して2カ月余りでステアリングが走行中ロックするというトラブルがございました。F25のユーザーさんは今後このトラブルが起こる可能性があるかと思われますので、十分気をつけて運転してください。
私は合計2回このトラブルが発生致しました。非常に怖いです。車本体自体交換不可との地元ディーラーからの返答です。
パーツを交換したとしてもまた発生しないとは言い切れないので、常に不安とストレスを抱えながら今後運転しなければなりません。ディーラー、メーカーの対応も非常に遅いです。欠陥車だと思いますが・・・
1回目のトラブルの際、エマージェンシーへ連絡しても誰も出ませんでした。アフターフォローの体制が非常に悪く、不信感を非常に強く抱きました。
アメリカではすでにリコールになっていますね
X3の故障まとめ:中古車を買う時のチェック
筆者も少なからず116でエンストの故障が起こっています。エンジンをかけてからの直後のエンストなので、命に関わることはないのですが、上記の故障は場合によっては命に関わる事故に繋がる場合があります。
壊れて当たり前という時代ではないし、前代の116に関しては故障を起こしたことがありません。当たり外れで済まされる金額じゃないので、前もって故障しそうな場所をチェックしてた方が良さそうです。
知ってましたか?リコールってしっかり発信することが大切なです。泣き寝入りはしたくない! 皆の情報が必要!!!国土交通省に事故やトラブルを報告することでリコールにつながることも